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第284回 継続は力なり

2019年02月03日

どんな成功者も継続することで理想の未来を掴み取ったわけですし、継続することが大切なのは言うまでもありません。

そんなことから、『継続は力なり』を座右の銘とする人も非常に多いですよね。

しかし、実のところ世の中の大半の人が『継続は力なり』の本当の意味を履き違えてしまっているのです。

そのために、結果として『成功する人』と『成功できない人』という、2種類の人間が生まれてしまうのです。

では、こうして成功する人と失敗してしまう人の差はいったいどこで生まれるのでしょうか?

今回は、そんな人生で成功を収めるために必要な『継続は力なり』の本当の意味にフォーカスしていきます。

偉大なイチロー選手が残した数々の名言の中で、印象的なものがあります。

それがこちら。

「僕には野球の才能はありません。

でも、続けることが出来ることを才能と呼ぶのなら僕にはその才能があります。」

非常に味のこもった、イチロー選手ならではの言葉でしょう。

たしかに、イチロー選手は特別な才能を生まれ持ったというわけでもありません。

しかし、継続することができたから成功できた、それは間違いなく1つの才能だと言うことができます。

ただ、ここでイチロー選手の言葉を間に受け、『継続すること』そのものが成功を導くと考えるのはいかがでしょうか。

ここで考えたいのは、注目すべきはイチロー選手が継続できた『理由』なのです。

つまり、なぜイチロー選手がここまで野球をひたすらやり続け、成功を収めるまで継続できたのか、その点に注目すべきなのです。

ずばりその答えは、イチロー選手が『結果』にフォーカスすることができたからなのです。

イチロー選手といえば、誰もが認める『努力の天才』です。

しかし、ただ闇雲に努力してきたというわけではなく、イチロー選手の努力の先には必ず『叶えたい未来』があったはずです。

つまり『プロ野球選手になりたい』という目標に向かって、そのために必要な事項を洗い出して毎日毎日素振りや走り込みを継続することができたから、結果としてプロ野球選手にもなれたのです。

そのため、イチロー選手は決して無駄な努力はしなかったでしょうし、いかにして『結果』を達成するかということに集中して努力を継続してきたと言えます。

これらのことから言えるのは、イチロー選手が成功できた本当の理由は、決して『継続したこと』そのものではなく『結果を見据えて継続し続けたこと』ということなのです。

イチロー選手の言葉から、『継続すること』そのものを美徳としてしまう人が多いのです。

しかし、先述した通りイチロー選手が成功できたのは、『結果を見据えて継続し続けたこと』が最大の理由でした。

プロ野球選手になりたいという『結果』を見据えていなければ、イチロー選手でも夢や目標を叶えることができなかったかもしれません。

また、これは野球でなくとも同じことが言えます。

自分の目指す目標や夢を達成するためには、その『結果』を見失わないこと、常にフォーカスし続けることが必要となります。

『継続は力なり』を謳い、継続するぞ!と意気込んだとしても、『結果』にフォーカスし継続しなければなかなか『力』にはなり得ません。

そのため、『自分は頑張っている』『なんでこんなに頑張っているのに…』と努力という『過程』ばかりに目が行ってしまうと、どんどん達成したい『結果』は遠ざかってしまいます。

『継続は力なり』という言葉自体は素晴らしいものですが、その意味を履き違えてしまうと一番大事な『結果』にたどり着くことはできないのです。

つまり『継続は力なり』の本当の意味は、努力という『過程』そのものではなく、『結果』にフォーカスし努力を継続することだと言えます。

本田

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第283回 自然遺産ヴィクトリアの滝

2019年01月28日

ヴィクトリアの滝は、ジンバブエとザンビアの国境地帯、ザンベジ川中流域にあり、「イグアスの滝」(アルゼンチン/ブラジル)、ナイアガラの滝(アメリカ/カナダ)と並ぶ世界三大瀑布のひとつです。ザンベジ川の水の重さで大地に亀裂が生じ、そこから落下した水によって大瀑布が形成されたとされています。以来、水流が川底を侵食し続け、現在の滝の位置は当初より約80kmも上流に移動しています。
1855年、この滝に到達したイギリスの探検家デビッド・リヴィングストンが、母国の女王にちなんで「ヴィクトリア」と命名したことでから現在の名前で親しまれています。それ以前は、現地の人々の間では「モシ・オ・トゥニャ(雷鳴の轟く水煙)」と呼ばれ、畏怖の対象だったとされています。雨季の増水期には、幅約2km、落差110~150mの滝を毎分5億ℓの水が落下し、巨大なカーテン状となり水煙をあげます。一方で乾季には、毎分1000ℓまで水量が減少することもあります。
一帯は滝の水煙に潤され、雨季と乾季を繰り返すサバンナ地帯であるにもかかわらず、900種類以上の植物が生息します。水と豊かな植物を求めてカバの群れや鳥類、ジンバブエの国獣であるウシ科のセーブルアンテロープなどの動物が暮らす一方、滝が魚の移動を遮るため、滝の上流や中流で全く異なる種類の魚が生息しているそうです。
下流にはジグザグ状の険しい渓谷がありますが、これはかつての滝のあとです。長い歳月の間に川の浸食によって滝は少しずつ上流へと移動してきました。現在あるのは8つ目の滝ですが、それも数万年後には姿を消し、また上流に新たな滝が誕生するとも言われています。地球の創世を思わせるこの“滝の化石”は、時代とともに生まれ変わり、私たちに壮大な自然の歴史を教えてくれています。
加藤

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第282回 休日は脳疲労をとろう

2019年01月20日

脳疲労とはストレスにより脳がヒートアップし、脳温度が下がらず休まらない状態です。ストレスにより疲労している脳は睡眠の時間にちゃんと下がりません。これが続くと、集中力低下、注意力散漫、物忘れ、やる気消失します。
脳疲労解消には何が効果的なのでしょうか?それは非日常を体験することです。日常でヒートアップした脳を、非日常でクールダウンすることです。疲労している脳と違う場所を使うことが大事になってきます。脳疲労の大きな原因は日常生活で脳の同じ場所ばかりを使う事にあります。非日常を体験すると普段使っていない別の場所が働き、疲労している場所が休まりリフレッシュできます。
非日常体験というと海外旅行にでも行って普段見ることのできないものを見たり、体験できないことをする、といったことを想像しますが、なかなかそのような時間とお金に余裕がなかったりします。そのようなことでなくても、映画や美術館に行ったり、家の中でもゲームや読書に入り込むだけでも効果があるようです。また、パンやそばなどを手でこねるなどの普段とは違う感触も、使っていない脳を刺激して脳のリフレッシュをもたらすようです。
私たちの脳はいつもとは違う刺激を受けることで元気になるのだと思いました。毎日同じことをくりかえし行動したり考えたりばかりはよくないと感じました。休日には日常から少し離れたことを取り入れてみることが大事なのでしょう。

甲村

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第281回 才子、才に倒れる

2019年01月14日

人間にとって一番大切なのは、人間性であり、心です。精神的にどれくらい成長してきたのかが、何よりも重要です。才能は、人間性が優れていて初めてコントロールすることができるものです。

もし、人間性が磨かれていなくて才能だけある人は、才能のコントロールが効かず、才能に振り回されて、とんでもない大失敗をしたり、自滅してしまうのです。

「才子、才に倒れる」ということわざにつきましては、才能だけを過信するのではなく、人間性もしっかり磨いて、人間性で才能を上手にコントロールする必要があるという意味も含んでいるのです。

まずは人間性を磨くべきで、才能だけに偏って磨き続けるのは、非常に危険ということです。

人間性とは主人であり、運転手であるため、才能だけ優れている人は、 運転手のいない自動車のようなものです。

運転手がいないので、コントロールが効かず、交通事故を起こしてしまうのです。くれぐれも才能を過信して暴走しないように、 注意しなければいけません。

寺澤

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第280回 自分を磨く

2019年01月06日

鉄が使わないと錆び、淀んだ水がにごり、寒中に凍るように、精神も用いずしては損なわれる

―レオナルド・ダ・ヴィンチ―

イタリアを代表する建築家のレオナルド・ダ・ヴィンチはこう言います。ダ・ヴィンチは建築だけでなく、音楽や絵画、科学、数学といった分野でも才能を発揮しました。また、アメリカ人奴隷解放活動家であるソジャーナ・トゥルースも「肉体を作るのは精神である」という言葉を残しています。

二人は何を伝えたかったのでしょうか。鉄は使わないとさびて土にかえります。これを才能に置き換えると、見出されなかった才能や能力は、日常や常識に埋もれたまま私たちは人生を終えてしまうということです。また、せっかく見出された才能や能力も磨かれることがなければ、いつの間にか意識されることなく埋もれてしまいます。

自分の才能(能力)に気づく

これまで生きていたように、自分なりの独自のやり方では、自分の才能に気づくことはできません。どうすれば気づくことができるでしょうか。

わかりやすい視点として「身体を磨く」、「知性を磨く」、「心と精神を磨く」、「人間関係を磨く」の4つがあります。具体的にどのようなことかを以下に挙げます。

身体を磨く:毎日20分ストレッチをする、スポーツジムでトレーニングをする。十分な睡眠時間を取る、身体によい食べ物を摂るよう心がける

知性を磨く:毎朝ニュースを観る、国内外の社会情勢を積極的に知る、セミナーに行って勉強する、その道の専門家の話を聞く

心と精神を磨く:ポジティブな言葉を使う、毎日日記をつける、メンターを見つける、自分の使命を毎日意識して過ごす

人間関係を磨く:自分/人/物事との約束を守る、相手が喜ぶことをする、いろいろな場や人に出会う

意外と身近なことだと感じた方も多いのではないでしょうか。反対に、これらの視点にもとづいて、磨かなかった場合をイメージするとどうでしょう。

磨く努力をせずにだらだらと毎日を過ごしていると、毎日に張り合いがなくなり、気づいたときにはなりたい自分から離れてしまいます。日々、小さなことの努力が積み重なり、充実した毎日を送り、なりたい自分に近づくことができます。

今日から、あなたは何を始めますか。その先に、どのような自分が待っていると想像しますか。できることから始めてみましょう。

本田

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第279回シェーンブルン宮殿

2018年12月22日

オーストリアの首都ウィーンにあるシェーンブルン宮殿は、17世紀末に夏の離宮として建てられたのが始まりで、18世紀、女帝マリア・テレジアによって現在の姿に改築されました。シェーンブルンとは「美しい泉」という意味で、宮殿の名前はこの地に湧き出る清らかな泉にちなんでつけられています。
1740年にハプスブルク家の家督を継承したマリア・テレジアは、ハプスブルク家が支配する神聖ローマ皇帝の象徴ともいえるこの壮大な宮殿で、啓蒙主義的政策を行って国力の維持に努めました。
重厚なバロック様式の外観は、マリア・テレジア・イエローと呼ばれる色で統一され、内装は優美なロココ様式の装飾が施されており、総部屋数は1400以上にものぼります。「会議は踊る、されど進まず」の言葉で知られるウィーン会議の舞踏会の会場となった大広間「グローセ・ギャラリー」や、6歳のモーツァルトがマリア・テレジアの前で御前演奏した「鏡の間」が有名です。また、世界最古とも言われる動物園やガラス建築の植物園、花壇を中心に広がる庭園が建造物を引き立てています。
ちなみに今のこの時期は、宮殿のお庭でクリスマスマーケットが開催されています。世界遺産の宮殿の前で開かれるクリスマスマーケットは荘厳な美しさが印象的で、是非一度は行ってみたいです。
加藤

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第278回 休眠口座に注意

2018年12月16日

休眠口座とは、長い間引き出しや預け入れなどの取引がされていない銀行預金のことです。最後にお金を出し入れした日や定期預金の最後の満期日から、銀行によって変わってきますが、5~10年以上たったもののうち、預金者本人と連絡のつかないものをいいます。どのような口座が休眠口座になっているかというと、子供の頃や結婚前などに使っていた口座や亡くなった方の口座などが多いようです。金融庁によると2011~2015年度において毎年平均1,000万口座、1,000億円を超える休眠預金が発生しているそうです。

2018年1月から施行された「休眠預金等活用法」により、休眠口座の預金は所定の機関に移管され、民間公益活動に活用されます。対象となるのは2009年1月1日以降の取引から10年以上取引がない普通預貯金や定期預貯金です。つまり2019年1月から移管される口座が発生することになります。口座を作ったものの、放置されている口座はありませんか?一度確認が必要ですね。

長く取引されていない1万円以上の残高がある口座は、休眠口座になる前に金融機関から通知が行われます。ゆうちょを除き、休眠口座として移管された後でも、通帳やキャッシュカード、本人確認書類などを持っていけばいつでも引き出すことができます。

今後、民間公益活動に利用されることになった休眠口座。手続きをすれば払い戻しはできますが、手続きが煩雑になる可能性があるので、このタイミングで口座の整理をしてみるといいかもしれません。

甲村

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第277回 悪妻は百年の不作

2018年12月09日

良い妻を持つということは、非常に大切です。妻の良し悪しが、夫の仕事面や社会面にも、非常に大きな影響を与えるからです。良妻賢母になれる女性が、男性からすると理想的ですね。しかし、もちろん、そんな理想的な女性ばかりとは限りません。

日本のことわざでは、悪妻を持つことは、百年の不作にも匹敵すると言っています。百年の不作が実際に起きますと、農家の人たちは、生きていくことができないほど、大変な苦労を味わいます。だって、収穫がなくなってしまうのですから。

昔の日本人は、それくらい、悪妻を持つことに対して、注意を払っていたということです。

妻を選ぶときは、慎重に行いましょう。いろいろと協力してくれる妻であれば、人生のとても大きな支えとなってくれます。ただし、あまりに慎重すぎると、婚期を逃してしまうので、

慎重すぎるのも考えものです。

しかしながら、このことわざを思い出して、良い妻となる人を、一生懸命探しましょう。

もちろん、縁がなければ、結びつくことはありません。また、類友の法則により、自分に似た人と夫婦となることが多いのですが、悔いのないように、できるだけのことは、しておく方がいいでしょう。

寺澤

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第276回 来年の目標達成へ

2018年12月02日

年末が近づき来年の目標を考えることが多くなってきた。

今年立てた目標を達成出来たかと言うと正直途中忘れた時があるし、達成できるかと言うと微妙だ。もちろん年を越すまで諦めず取り組む。だが、来年も同じことを繰り返しては私はこのまま成長しないで漠然と日々を過ごしてしまう。これではなりたい自分は理想でしかない。

なりたい自分に向かい目標を立て改善修正を来年はしようと考えている。

そのために私が考えた目標の立て方、修正の仕方は1年、1ヶ月、1週間の目標を立てる日々を作ることです。

1日ずつするのも考えたが自分の性格上それでは「明日はいいだろう」と甘えが出ると考え、三日坊主を避ける為にも1週間にした。

来年こそは計画性を持ち目標達成へと向かう1年にしよう。

本田

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第275回ストーンヘンジ・エイヴベリーの巨石遺跡

2018年11月25日

イングランド南部のロンドンから、西へ約200kmのソールズベリー平原に残るストーンヘンジと、そこから北へ約30kmに位置するエイヴベリーの巨石遺跡が、巨大文明時代の存在を証明するとして世界遺産に登録されています。
ストーンヘンジとは、巨石で作られた環状列石(ストーンサークル)のことで、ヘンジとはメンヒル(立石)に横石を積んで繋いだ構造物をさします。土塁や堀が残る直径約100mの台地の上に、高さ4~5mほどのメンヒル約30個が、直径約30mの大きさで円形に並べられています。その円の内側には、青みがかったブルーストーンと呼ばれる石で築かれたメンヒルが残り、中心には3つ石を門の形に組んだトリリトン(三石塔)5組がU字型に配置されています。台地の北東の入口に立つ玄武岩の巨石ヒールストーンと、ストーンヘンジの中心を結ぶ直線上に、夏至の日の朝日が昇るため、ストーンヘンジは、太陽崇拝の祭祀と天文観測を行う場であったと考えられています。
エイヴベリーは約1.3kmの外周に約100個のメンヒルが配置されたヨーロッパ最大級の環状列石で、倒れたり土に埋もれたりしていた巨石が1930年代の発掘調査で復元されています。
これらの巨石遺跡は、紀元前2800年から前1100年頃に築かれたと考えられています。用いられた石は、約40km離れたマールバラ丘陵や、約400km離れたウェールズの山脈から産出されており、どのように運び込まれたかはまだハッキリしていないそうで、運搬や加工には高度な技術が使われていると予測されています。
こういった謎こそが、古代文明の大きな魅力のひとつでもありますね。
加藤

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過去の日記

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