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2025年09月21日
9月22日は、まだ社会に広く知られていない希少疾患「ライソゾーム病」について知り、支え合いの輪を広げるための日です。
この記念日を制定したのは、愛知県名古屋市に事務局を置く一般社団法人 Sakura Network Japan。
・ファブリー病の原因遺伝子が X染色体q22 に存在する → 9・22 と読める
・2012年9月22日に、疾患啓発のシンボルマーク 「シルバーウイング」 の活動が始まった
この二つの意味が重なった日付として、9月22日が選ばれました。
ライソゾーム病は、体の中の不要物を分解する“細胞の掃除屋”であるライソゾームがうまく働かないことで起こる先天性代謝異常症の総称です。
早期診断と治療が何より重要ですが、医療関係者でも認知度が低く、診断が遅れることも少なくありません。
希少疾患の存在を社会に広め、早期診断・早期治療の大切さを再確認するための記念日です。
この日は、患者や家族の想い、医療の現場で奮闘する人々の努力、そして未来への希望が交差する日でもあります。
ぜひ今日、ライソゾーム病について少しでも学び、その知識を誰かと共有してみてください。
あなたの一言や行動が、誰かの命を守る力になるかもしれません。
外山
2025年09月14日
ダイエットにおいて重要なのは運動と食事どちらだと思いますか。正解はどちらもです。
どんなに食べても食べた分だけ運動をすれば痩せられるのではと思うかもしれません。
まず人間には特別な運動をしなくても消費する「基礎代謝」というカロリーがあります。これは呼吸や消化また日常的な生活動作での消費カロリーです。ここで我々は「運動すればするほど消費カロリーは比例的に増える」と考えるかもしれません。しかし、アメリカのデューク大学の人類進化学者のハーマン・ポンツァー博士によると、実際は運動を増やすほどカロリー消費量の増加は鈍くなっていきます。
つまり運動を2倍頑張っても2倍食べたらデブになるわけです。
そもそも狩猟採取メインの原始時代において人間にとって何よりも恐れるのは「餓死」です。逆に太りすぎて死ぬことなどレア中のレアでした。よって体は痩せることに全力で警戒するので普段の消費カロリーを少なくしようとするので「基礎代謝」を減らしてしまうのです。
結果、運動を増やしたとしても総消費カロリーがそこまで増えるわけではないのです。だからダイエットには停滞期があるのです。
筋肉を増やすほど代謝しやすくなって痩せやすくなると言われたりしますが、筋肉質になるほど色々な運動が軽々できるようになるのでそういう意味でも普段の消費カロリーは減るとも考えられます。
さらにポンツァー博士によると運動量を増やすほど食事量も増えやすくなります。つまりダイエットのためには運動すればいいというのは間違いで、いくら運動しても食事を軽視すればデブ一直線になるわけです。
だからといって運動は無意味なわけではありません。まず比例的でなくても運動量が増えると消費カロリーが増えるのは確かで、長期的には減量効果はあります。さらに運動はダイエット目的だけではありません。運動によって筋肉がつけば年をとっても活力的で若々しくいられます。逆に運動をしないと痩せてもどんどん動けなくなっていきます。さらに体の健康だけでなく、運動によって気持ちが活性化し鬱になりにくくもなります。
ただ運動にダイエット効果だけを求めすぎず楽しみながら実行することで長い目で見れば心身ともに健康になっていくはずです。
福田