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第401回 ハーネスリュック、周りの目線と親目線

2021年04月25日

先日、ハーネスリュックをつけた親子を見た。
私としてはこんな物もあるんだ!と思ったし子供が興味あるものの方に好きに行けるのはいいなっと見て癒された。
ただ、調べると「ペットじゃないんだから」や「虐待みたい」と親が子供の行動を制限してると言う意見があるみたい。
以下はネットで見た親目線の実話です。
ハーネスリュックを使いはじめて、目が覚めるような気づきがあった。
これは息子の行動を制限するものではなく、息子に自由を与えられるツールだ。
いつもなら危ないところに突進しないようにつきっきりで進路を妨害しないといけない息子が、興味の赴くまま自由に歩けている。
これはすごいものだ。

もうすぐ1歳半の息子はいつも外の世界に興味津々で、「あれを見たい!」「これを触りたい!」という気持ちをいっぱい持っている。
幼児のキラキラした好奇心の前では、「公道では手をつないで一緒に歩いてほしい」なんていう母の願いは完全に邪魔者である。
手をつなごうとすると全力で振り払う。急にしゃがみこんでつないだ手を引っこ抜く。無理やりつなぐと、すごい力で逆方向に行こうとする。
行動を制限されることへの不満がビシビシ伝わってくる。

1歳半とはいえ、力の強さも意志の強さも馬鹿にならない。
そして、なにかに興味をひかれたら、おそろしい瞬発力で飛び出していく。

交通ルールも常識もまだまだ未成熟な一歳児。
どこからどこまでが歩いていい場所で、車や自転車にぶつかるとどうなるのか、まったくわかっていない。
私有地の概念もないから、よその家の敷地にもずんずん入っていこうとする。
正直こわい。なにするかわからなくてめちゃくちゃこわい。

いきなり車道に飛び出さないか、近づいてくる自転車に飛び込まないか、常に気を張っていないといけない。
「車が来てるから止まろう!こっちはダメ!あっち行こう!まっすぐ!!」を連発し、面白いものを見つけると突然飛び出していく息子の進路を身を張って妨害する。相手の目線や筋肉の動きを読みながら、次に起こりうる突発的な動きを予測しつづける。なんだかバスケの1on1ディフェンスをずっとやってるみたいな感じだ。
すごく神経を使うし、疲れる。

(もちろん、すみやかに目的地に着きたければ10kg超の息子を抱っこしていくか、ベビーカーという手もある。でも歩きたいさかりの息子はすぐ歩かせろと暴れだすし、私も可能なら歩かせてあげたい)

里帰りしたある日、ついにばあば(私の母だ)に「この子はとても追いかけられないから紐つきリュックを買ってほしい」と言われ、ハーネスリュックの購入を決意した。

はじめてハーネスリュックをつけてお散歩した日の衝撃を、今でも覚えている。
公道でも安全を確保したうえで、息子が興味の赴くままに動ける。
息子が、自由に歩いている。
これは、すごい。
息子がちょっと車道寄りの水たまりを踏みに行っても、人家の門前の側溝を覗きに行っても、安心して見守れる。あと一歩、危ないほうに踏み出そうとした瞬間に紐をひいて制止することができるのだから。

息子にとっては道路そのものが発見の宝庫だ。
道路を這うアリ、道端に生えている草、側溝を流れる水音。
気になるものに寄り道して、思う存分探索させてあげられるのは私もうれしい。
しかも制止のために体力を消耗しないから「まわり道もいいかな」と思える。

これはすごいことだ。革命的だ、とさえ思った。
いままで息子を安全に歩かせるためにどれだけ神経をすり減らしていたのかを思い知った。
できるだけ息子の注意をそらさずに先を急がせる必要も、「息子が気になるもの」のない道を選ぶ必要も、もうないのだ。
夫が初めてハーネスを手にして息子とお散歩したとき、しばらく歩いてから感動したように言った。
「これ、息子くんが自由に歩けていいね!!」

そうなんです、見た目よりすごく子どもの自由度が上がるんです。
「自由度が高い」んじゃなくて、明確に「上がる」。
ハーネスをつけた息子は、前よりずっとずっと自由だ。
これは本当に、実際にハーネスを持って歩いてみないとわからない感覚だと思う。

ハーネスリュックは一見すると大人の都合で子どもを動かせそうに思えるけど、実は構造上、大人が行きたい方向へと先導するのは難しい。
なにしろ子どもの背中から紐が出てるので、大人が前から引っ張ることはできないのだ。
危ないときに、ひっぱって制止する。できることはそれだけ。
大人は子どもの後ろから、子どもが歩きたい方向についていくしかない。
これは、子どもが自由に歩けるように安全を保証するツールなのだ。

そしてなにより、息子がめちゃめちゃリュックを気に入ってくれている。
胸紐までしっかり締めていたくて、胸バックルをとめてないと「パチン!」と要求してくる。
リュックを外そうとすると泣いて怒り、背負ったまま寝てしまうくらい。
少し大きくなってからは、リュックにオムツと着替えを入れて歩いてくれた。
このリュックさえあれば、息子が外に出たいと騒ぎ出すときも、私は貴重品とお茶をポケットにねじこむだけでいつでもお散歩に飛び出せた。

1歳半から2歳半まで、ハーネスリュックは息子とのお散歩には欠かせない相棒だった。
2歳半頃から少しずつ「道路はあぶない」がわかるようになって、大人と手をつないで歩いてくれるようになった。
これも感動的なできごとだった。
あの鉄砲玉のような息子が、声を枯らして叫ばなくても、おとなしく手をつないで歩いてくれる!!

子育てしてはじめて実感したけど、子どもの性格や発達の差は思っているよりとても大きい。
最初からおとなしく手をつないでくれる子もいるし、大きくなってもばんばん飛び出していく子もいる。
「そういうことは親がしっかり教育しないと…」と昔は私も思っていた。
けれど、「あぶない」を理解する力、「行きたい!」という衝動を抑える力が子どものなかで育ってこないと、「公道では手をつないで歩く」という簡単なお約束すら成立しないのだ。

もちろん、根気強く伝えていればいつかはできるようになる。
でも、1歳半から2歳半までの1年間、「あぶない」を理解できなかった幼い息子のおさんぽを、ハーネスリュックはとってもキラキラしたものに変えてくれた。

子供の育ち方はそれぞれであり、子供の安全が一番大事である。安全を守るためにハーネスリュックを子供につけてもらうという選択は親と子供が決めることであり周りがどうこう言うものでは無いと思う。
他にも調べると妊婦さんが上の子を連れて遊ぶために利用していたり、それぞれに使う理由がある。

亀岡

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第400回 休憩時間は休もう

2021年04月18日

皆さんは休憩をする際には何をしますか。目を閉じて休む・漫画など軽いものを読む・トイレに行く・飲み物を取りに行く・メールチェック・ストレッチなど様々なものがあると思います。何であっても一度は作業以外のことをして気持ちをリセットすることが重要で、これによってダレずに長期的に気持ちを維持して作業をすることが出来るようになります。

特に事務作業などをする人などにはストレッチなど体を動かすことがオススメです。血行が良くなりますし、知的作業に対するメリハリにもなるので、休憩後の作業がよりはかどるはずです。

また、目をつぶるというのも重要な休憩です。なぜなら人間の脳は90%近くの情報を資格から得ているとされているからです。よって目を閉じたり、手元だけでなく遠くを見たりするなど視覚的刺激をリセットすることも重要です。

目をつぶるだけでなく6~7分あれば短い昼寝をすることも可能です。実は人間は昼に短時間睡眠をするだけで十分に気持ちをリセットされてスッキリ出来ます。これを専門的に「パワーナップ(力のうたたね)」と言い日中に少しとるだけでも十分に効果があります。

効果的な短時間睡眠の取り方は、まずソファや椅子などを使ってできるなら横に無理ならできる限りそれに近い姿勢になる。次にその時間いっぱい目をつぶる。その時間に明確に寝たと言う感覚がなくても構いません。ただ目をつぶるだけでも十分に睡眠に近い脳をリセットする効果があります。そして、ゆっくり深く味わいながら深呼吸を繰り返します。呼吸は鼻に息の流れを感じながら胸やお腹にゆっくりと呼吸をためるように吸います。次に同じく鼻に息の流れを感じつつ胸やお腹をへこませてゆっくり吐いてください。このように呼吸の感覚だけに集中して大きく深く繰り返してください。

注意する点としては、20分を越えて行うと意識がボヤッとした睡眠フェーズに入ってしまうので、寝る時間はハッキリと区切るようにしてください。

そして何より大事なのは休憩時間と作業時間をしっかりと区切ることです。よくある失敗としては、休憩に入った後に再開しないまま時が過ぎてしまうことがあります。これはアプリやタイマーなどで一区切りのたびにボタンを押して再開すると言う設定では途中で止まってしまうことがあります。よって完全自動で作業時間も休憩も進んでいくと言う設定で止めたいときだけ自分の意思で一時停止できるようにする形にするのが重要なのです。例えばYouTubeなども1つの動画が終わったら止まり次の動画を見るためにボタンを押す必要があったのをシステム変更して1つの動画が終わったら次の動画が自動再生され、止めるためにボタンを押すように変更されました。このシステム変更で動画再生時間が爆発的に増えたそうです。これは人間にとって判断と行動が面倒なものであり、そのため自動の方に流れてしまうからです。

作業時間をより質の高い状態で進めるためにも作業時間と休憩時間の区切りを自動化し、休憩時間をしっかりと休むことを心掛けていきましょう。

福田

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第399回 通勤費

2021年04月12日

「乗りものニュース」では2021年3月から電車やバスなど公共交通機関を利用して通勤している人を対象に、通勤費に関するアンケートを実施したそうです。結果として302人から回答が集まり、定期券の通勤費の負担がなくなったり、テレワークで交通費が出なくなっだ方が30%いました。

コロナ禍で生活の様式がすごい変化していることをすごく感じます。電車でマスクするのが当たり前であったり、オンラインでのコミュニケーションの普及、コロナが流行る前では考え付かなかった生活を私たちは過ごしています。

今後ワクチンの普及により、元の生活に戻れるのか、それともこの生活が当たり前になっていくのか、最近とても気になっています。

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第398回 聖火リレー

2021年04月04日

最近、オリンピックに関するニュースをよく目にします。特に3月の下旬から聖火リレーが始まり、現在どこを走っているのか毎朝ニュースで知ることができます。さらに45日から6日までは愛知県を走るそうです。

聖火リレーとはオリンピックにおいてどのような役割を持っているのでしょうか。東京オリンピックのホームページによると、聖火リレーとは、ギリシャ・オリンピアの太陽光で採火された炎を、ギリシャ国内と開催国内でリレーによって開会式までつなげるもので、オリンピックのシンボルである聖火を掲げることにより、平和・団結・友愛といったオリンピックの理想を体現し、開催国全体にオリンピックを広め、きたるオリンピックへの関心と期待を呼び起こす役目を持っているそうです。また、東京オリンピックの聖火リレーのコンセプトは、”Hope Lights Our Way  / 希望の道を、つなごう。だそうです。支えあい、認めあい、高めあう心でつなぐ聖火の光が、新しい時代の日の出となり、人々に希望の道を照らしだすという意味があるようで、今の時代にぴったりのコンセプトだと感じました。

今回は実際に聖火リレーを観に行くことはできませんが、いつか聖火リレーもオリンピックも直接観てみたいと思いました。

岩瀬

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