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第334回 世界が注目する日本の「もったいない」精神

2019年12月22日

私たちが普段生活するうえで、当たり前のように使われている言葉のひとつに「もったいない」という言葉があります。食べ物を残す場面、使えるモノを捨てなければいけない場面で「もったいない」と惜しみ嘆く方は多いのではないでしょうか。日本では古くから当たり前のように存在していた言葉が世界に注目されています。

日本の誇りである「もったいない」とは仏教用語に由来する言葉であり、モノのもつ本来の価値を無くしてしまうことが惜しいという意味です。だからこそ、モノの形が残っている限りは最後まで使いつくすことを大切にしようという精神が生まれたとされています。

日本人は古くから「もったいない」精神で様々な工夫をしながらモノを大切に長く使用してきました。

「もったいない」は世界に広がりつつある

地球の資源が限られていると知られている現在、モノを大切に使う文化が世界中にないわけではありません。しかし、世界には「もったいない」を表す言葉が他にないとされています。

「もったいない」という一言には「モノをムダにしないこと、大切に使うこと」など地球の資源を大切に使わなければならないという意味が含まれており、そのことをきちんと伝えるためにも世界中に「もったいない」を広めようという活動がされています。

本田

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第333回 人に致して人に致されず――主導権を握ることが、戦略の鍵

2019年12月15日

人に致して人に致されず、とは、分かりにくい表現だが、致すという言葉を「自分の思うように動かす」と理解すればよい。「人に致す」とは、他人を自分の思うように動かす、誘導する、ということである。だから、「人に致される」とは、他人の思うように自分が動かされてしまうこと、となる。

とはいえ、「思うように人を動かす」といっても、完全に自由自在に他人を動かすことなど、催眠術でもない限り、無理だろう。しかし、相手の思うようにはさせない、自分に有利なように戦場での動きを導こうとすることならば、ある程度できるであろう。

それは、戦の場での主導権をとる、ということである。主導権を握るとは、自分が書いたシナリオに沿うように相手の行動を導くことだからである。また、相手のシナリオ通りには動かずに済むようにする、ということでもある。

この言葉は、主導権を握ることが戦略の最重要ポイントだ、と孫子がいいたいからであろう。虚実の展開を考える必要がある最大の理由は、戦場での主導権を握り、その結果として戦さの形勢を自分に有利なようにもっていきたいから、ということである。

ビジネスの世界の戦略でも、競争相手に主導権を握られるのと、こちらが主導権をもつのとでは、結果に大きな違いが出る。 新美

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第332回 立ったまま考える人は決断力と行動力がある

2019年12月08日

物事を立ったまま考えている人を見かけることがあります。何だかせわしない感じもしますが、概して、座って考える人よりも決断力と行動力があります。

 

立ったままの人と座ったままの人に意思決定してもらう実験をおこないました。

その結果、立ったままの人が、座ったままの人よりも、33%も早く決断していることが分かりました。

このような実験結果からも裏付けられているように、立ったまま考える人は決断力があるということなのです。

また、決断力があると行動も早くなりますので、自然と行動力も付いてきます。

したがって、立ったまま考えている人を見つけたら、「この人は決断力と行動力を兼ね備えた人だな」と判断するといいのです。

彼らは、立ったまま考える方が決断が早くなることを知っていて、その方がやりやすいからです。

逆に、座ったまま考える人は決断は遅くなりますが、熟慮することができるので、慎重かつ完全性の高い決断をすることができます。

そのため、早く決断しないといけない事柄は、立って考える人に依頼し、熟慮が必要な事柄は、座って考えるタイプの人に依頼するといいでしょう。 寺澤

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第331回 師走

2019年12月01日

12月に入り、今年もあとわずかとなりました。

今年はどんな年だったでしょうか。

来年はどんな年にしたいですか?

今月は今年一年を振り返り、来年の目標を立てたいものです。

12月は師走と言われるように忙しくなります。

この師走というのはどのような意味があるのでしょうか。

師走は「しわす」または「しはす」と読みます。

もともと師走は旧暦の12月のことを指していましたが、現在の新暦でも12月のことを表す言葉として使われています。

由来についてはいろんな説があるそうです。

説① 師(僧侶)が走る。

僧侶とはお坊さんのことで、日本には昔から年末はお坊さんが各家庭に呼ばれてお経を唱えるという習慣がありました。

そのため、年末が近づくとあちこちからお経を頼まれるお坊さんは、東西を行ったり来たりと大忙しになります。

その様子を見て、師が馳せる月と解釈する「師馳す」が語源になっている説です。

説② 年果つ説

12月は一年が終わる月ということから、四季が終わる月ということから、四季が終わる・年が終わるという意味で、年が果てる→年果つ(としかつ)が変化し、としかつ→としはす→しはす→しわす、となったと言われる説です。

説③ 当て字説

日本書紀や万葉集などの書物には、十二月(十有二月)をしわすと呼んでいたとされる記述が残っています。

これがやがて、師走に充てられたという説です。

 

師走はクリスマスや年末年始の準備や大掃除で忙しい人も多いですし、気持ちもあわただしくなります。

寒さも厳しくなるので体調を崩しやすくなりますが、冬の寒さに負けないよう体調管理をしっかりとして、良い一年のスタートを切りましょう。

櫃田

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