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第574回 空腹=幸福

2026年03月15日

人間はたいてい1つのことしか考えられません。より大きな悩みがあると他の悩みは追い出されてしまいます。すなわち一日一食などで空腹という気持ちがあると他の小さな悩みが追い出されてしまうのです。なので、日常的な心配してもしょうがないことや漠然とした不安などが追い出されて普段よりスッキリした気持ちで生きられるはずです。

空腹自体も結構な悩みなのではと思うかもしれませんが、生命の危機に直結する飢餓とは違い必ず食べられる事が確定しているのでゲームのように守られた体験ができます。よって悩みだけを排除する効果があるわけです。

実際2006年東北大学大学院の研究で絶食により不安感が大幅に改善したというデータもあります。空腹時間を作ることは気分の不安定さも改善し精神的に良い影響があると言えるのです。

特に空腹時間を作らず「いつでも食べられる」という人の場合、何を食べるかなどと常に思考エネルギーを割かれます。しかし、「一日一食」などと決めた場合、お腹が減っても決めた時間まで食べないと思考エネルギーを無駄に使わず仕事や勉強に集中できるのです。

さらに一日一食にすれば喜びもあります。まずお腹が減っていた分その一食が感動的に美味しくなります。さらに朝食・昼食・間食にお金を使わないのでその分豪華な夕食を食べることができます。確かに日中は空腹を感じますが、それは同時に一食への楽しみも高めるのです。

人間にとって最大の幸福の1つは幸せな状況を予測し待ち望むことです。つまり小さな食欲を満たし続けるよりも空腹を抱えつつ夜に食べられるただ一食を楽しみに生きる方がずっと幸せとも言えるのではないでしょうか。

人生の本質は結末ではなく期待なのです。何かを楽しみに生きる今の日々そのものなのです。

福田

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