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第512回 (旧)介護の日

2023年09月24日

9/25は、「がんばらない介護生活を考える会」が2005年(平成17年)に制定。一方、厚生労働省では2008年11月11日に「11月11日」を「介護の日」と制定したため、同団体でも「介護の日」を11月11日に変更しています。
超高齢化社会である現在、高齢者の増加とともに介護を必要とする方も増加しています。このような状況もあり、近年では介護も身近になりつつあります。そんな今だからこそ、より多くの人々が介護について考え、関わっていくことが重要になってきます。
しかしこれまで介護に携わることがなく、介護に携わる方も近くに居ない場合、介護の知識や情報はあまり持っていないことがほとんどです。そこで厚生労働省は、介護に携わる方だけでなく一般の方々にも介護に関する知識や理解、認識を深めてもらいたいという思いから「介護の日」を制定しました。
「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」の「いい日、いい日(11月11日)」にかけた覚えやすく親しみのある語呂合わせとなりました。
毎年11月11日「介護の日」の前後2週間は、介護に関するイベントが多く開催されているそうです。
知らなかった介護の知識や技術について学べるほか、今後の介護について考えるきっかけにも繋がるのではないでしょうか。
また、「介護の日」の目的である「一般の方々にも介護に関する理解や認識を深めてもらう」ということを広げるためにも、誰でも参加できるイベントであれば、友人や家族を誘って一緒に行ってみるのもいいのではないでしょうか。
外山

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第511回 サウナと冷水浴の健康効果

2023年09月17日

フィンランドで23000人を対象にした調査でサウナをよく利用する人は認知症やアルツハイマー病のリスクが65%も減ったという結果が出ています。

その理由としては熱気にあると考えられています。

心理学的に「棚上げの技術」と言うものがあります。これは悩みや心配をいったん棚に上げるように忘れることを指します。悩みには解決できなかったり、考えるだけ無駄なものもあります。

こんな時はいったん考えるのを忘れて時間を経たせれば、思考が整理されたりテンションが戻ったりして前向きに考えることができます。

でもそんなに簡単にできるのかと考えると思います。

そこでサウナです。高温と熱気は生命にとって何より異常な緊急事態です。よってその状況が優先されて悩みが棚上げされるのです。

さらに多くの人はサウナの後に冷水浴をすると思います。これも熱気と同様に死に繋がりかねない緊急事態なので、この時にも悩みが棚上げされます。

ただ実際に入ってみると、熱を逃がさないように表面の血管が引き締まり魔法瓶のように熱がこもります。さらに水風呂をでた後に休憩すると放熱しにくい状況が続きポカポカした感覚を得られます。これらを1~3セット行うことでよりその感覚が強く感じられます。これを「ととのう」と呼んだりされています。

これは熱気と冷感という異常事態に対してイヤでも身体感覚に集中している状態になるので一種のマインドフルネス状態になっているとも言えます。

ですがそんなに頻繁にサウナに通うことはできない人もいると思います。

なので普段の入浴で応用する方法を試して見るのをオススメします。それは冷水シャワーです。お風呂上がりに数十秒でいいので、冷水を浴びて見てください。

実際イギリス研究者のリンゼイ・ボムスらは3000人を対象として温水シャワーを浴びるだけと温水シャワー後に30秒間冷水シャワーを浴びるグループに分けて調査をしました。すると冷水シャワーを浴びていた人は体調不良の日数が29%減少していたそうです。

ちなみに冷水シャワーを浴びる時間を30・60・90秒と変えても評価に変化はなかったそうです。なので30秒だけでも冷水シャワーを浴びることが重要になります。

そしてアメリカのバージニア・コモンウェルス大学医学部の調査で鬱の症状が軽くなるという結果も出ています。

「お風呂+冷水シャワー」はプチ「サウナ+冷水浴」とも言えるオススメの習慣なので鬱軽減などの健康維持のためにもやってみてください。

福田

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第510回 無功徳 見返りを求めてはいけない

2023年09月10日

無功徳とはダルマさんの愛称で知られている達磨大師が禅を中国に伝えた時の話です。当時の中国の権威である武帝は仏教への信仰が厚く、大奥の寺を建立して仏心天子と世間から呼ばれるほどでした。

武帝は「私は即位以来、寺を造り、経を写し、僧を沢山作り上げてきた。この私にはどのような功徳があるのでしょうか。」
達磨大師は「無功徳」、たったそれだけです。
何のご利益もありませんよの一言で済んでしまいました。見返りを求めるのは、あれもこれもしたと頑張ったのに認めてもらえないのだと感情が湧いてしまい心が荒んでしまいます。達磨大師はそこを武帝に諭したのです。

 

私たちは1つの行為対して効果がはっきりと現れなくては無駄な行為だと考えてしまいます。

物の受け渡しなどはあげたらそれで終わりだと考えて、お返しが来たらそれはそれでありがたいと考えることです。

打算的な行為ではなく純粋な人間性の心情から出る行為、これが仏の慈悲というものであるのだということです。

 

藤浪

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第509回 自然淘汰 適応力の差は突然変異によって生み出される

2023年09月04日

自然淘汰とはダーウィンが進化論にて提唱しているものではありますが、自然界の壮大な現象だけでなく我々の生活にも及んでいると解釈できることがあるという事なので紹介します。

まずダーウィンが提唱した自然淘汰とは、3つの要因があります。

 

・生物の個体には同じ種に属していても、様々な変異が見られる。(突然変異)

・変異の中には親から子に伝えられるものがある(遺伝)

・また変異の中には自身の生存や繁殖に有利な差を与えるものがある(自然選択)

 

自然界には葉や花に見える昆虫や砂の色と変わらないようなトカゲなどがいることについて、これらの生物は花や葉や砂の色になろうとして進化したわけではなく、突然変異によって偶然に手に入れたものであるというのはにわかには信じられないことです。

しかし、ダーウィンが考えたことは突然変異によってもたらすことが生存または繁殖に有利、不利の差はまんべんなく与えられ、その中で不利なものについては自然淘汰されたため有利なものが現在まで生き残っているという事です。つまり最初化から保護色を使った生き物がいたわけではなく、突然変異によって赤や緑などの目立った色の個体も現れたはずですが、目立つ色は天敵に狙われやすいため次世代に遺伝される前に淘汰されてしまったという事です。

 

これが我々の生活の及んでいるとはどのようなことでしょうか。

先にダーウィンは適応力の差は突然変異よって生み出されると説明しました。

これを簡単にすると、生き残る力(適応力の差)はエラー(突然変異)によって生み出されるという事です。自分たちは基本的にエラーというとネガティブなこととして取り除こうと考えがちです。しかし自然淘汰の考えではエラーが必須であり、その中でポジティブなものをが起こることによってシステムの向上が図れるという事です。

 

その一例にアリ塚が挙げられます。働きアリは外でエサを見つけると、フェロモンを出しながら巣まで帰って応援を呼び仲間はそのフェロモンを辿ってエサを運搬するという仕組みになっています。ある大学ではこのフェロモンの辿る正確さと時間内に持ち帰れるエサの量の関係をコンピュータシミュレーションで分析する研究が行われていました。

まず最初のアリがエサを見つけてフェロモンを出しながら巣に帰ってきます。次にアリ集団にフェロモンを100%で辿れる完璧アリと一定の確率で間違えてしまうエラーアリを設定して、そのアリの混合率の違いで効率がどう変化したか調べました。

予想としては正確にたどれる完璧アリのみを入れることが最効率と思われたが、エラーアリがある程度存在したほうが中長期的に見れば高くなるという結果となりました。なぜこうなったかというと、最初のアリが帰巣するまでののルートが最短ではなかった場合、エラーアリが何度か道を間違えることで最短ルートが発見される。ほかのアリもそれを使うことで、短期的には非効率だが長期的には高効率になるという事になるのです。

 

このエラーによってシステムの向上が図れるという現象を自分たちの社会にも当てはめる。つまりは組織や会社運営に関してもすべて自分の意図で計画するより、あえてエラーが起こる余地ができれば私たちの生活はより豊かになるのかもしれませんね。

 

藤浪

 

 

 

 

 

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