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第203回 一票を投じる

2017年10月15日

9月28日の臨時国会で衆議院の解散がされ、今週22日に衆議院選挙が行われますね。衆議院選挙は、2014年12月ぶり。前回の衆議院選挙との違いは、衆議院の議員定数が改正され、小選挙区が295→289に、比例選挙区が180→176に減少される点。(合計475→465)そして、選挙権年齢が20歳以上→高校生を含む18歳以下に引き下げられてから、初めての衆議院議員選挙になる点です。
近年投票率の低さが叫ばれており、前回の衆議院選挙の投票率は、52.66%で戦後最低の数字が出てしまいました。特に若年層の投票率が低く、20代の投票率は32.58%と約3割ほどしか投票した人がいませんでした。
20代、30代の若者が選挙行かない主な理由は、「選挙に行くのがめんどくさい」、「政治がわからない・興味がない」、「自分が1票入れたところで何かが変わるとは思えない」といったものでした。上記であがっている理由は、正直共感してしまう部分も多いです。しかし、今は期日前投票制度があり、投票期間が長くとられていて、以前より投票に行きやすくなっていると思います。そして、自分自身もあまり政治に詳しいわけでなく、強い関心があるわけではないのですが、国の代表者たちを決める選挙の時くらいはちょっと興味を持つべきだと感じています。インターネットで調べると簡単に各政党のマニフェストを見ることができますし、自分の考えとあっている政党と議員をマッチングするようなサイトもあるようで、それらを活用していってもいいと思います。
しかし、「自分が1票入れたところで何かが変わるとは思えない」という考えは、そんなに否定できないように感じます。確かに、自分ひとりが投票したところで劇的に何かが変わるわけではありません。誰に投票するかというのも大事だけど、投票率を上げるというところも重要なのではと思います。政治家も票を集めたいから、どうしても投票率の高い世代向けの政策を推します。若い世代の投票率が低いと若い世代向けの政策がとられにくくなってしまうのではと思います。そういう点で選挙へ行くことの意義があると感じました。せっかく与えられている権利ですから、無駄にしないようにしたいです。

 

甲村

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第202回 疲れた脳を休ませる

2017年10月08日

仕事中に頭がボーっとする。会話中に上手く言葉が出てこない・・・こんな症状を感じたら脳が疲れているサイン。
現代人はバーチャルな環境に囲まれて、五感のバランスが乱れ、情報を上手く処理できなくなっています。人間の脳は、入力→計算→出力という流れで情報を処理しています。入力や出力がお遍ると、脳内の同じ回路しか使わなくなって疲れが溜まっていきます。疲れを感じると脳の計算が狂って出力ができなくなり、脳に情報が溜まりすぎ、余計に疲れさせてしまうのです。
この悪循環を断ち切るには、五感のバランスを整え、脳全体を使う事が大切。そんなお疲れ脳の方にオススメなのが、腹式呼吸です!
横隔膜を動かすと副交感神経が働いて脳がリラックス状態になり、疲れた脳を休ませる事ができるのです。実は脳を休ませるのに重要なのは、副交感神経の存在。脳は活動中は自律神経の一つである交感神経が活発に動きますが、もう一つの副交感神経を意識的に動かすと交感神経の働きが弱まり脳を休ませるこ事ができるのです。
五感を使ってリラックスするには、自分の好きな香りを嗅ぐ、絵画や写真といった芸術に触れる、1日に15分何もしない時間を作る、寝る前に温かい飲み物を飲む、ヨガやストレッチをするのもとても効果的です。ぜひ皆さんもお試し下さい。

中村

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第201回 日本と米国、韓国、中国と私の親孝行

2017年10月01日

国立青少年教育振興機構が行った高校生の生活と意識に関する調査の結果を紹介した記事を見つけました。これは、日本と米国、韓国、中国の4カ国の高校生、約7600人を対象に行った調査で、その中に「親が高齢となり世話することになった場合、どのようにするか」との質問があった。

この質問に日本の高校生は「経済的な支援はするが、世話は家族や他人に頼みたい」と回答する人の割合が高く、21.3%に上った。しかし、米国ではこの割合が19.3%、韓国は7.3%で、中国は6.3%と最も低かった。

また、親の世話をどうしたらいいか「分からない」と回答した人の割合が、日本は31.5%と最も高く、中国はわずか2.9%で最も低くなり、米国は17.2%、韓国は7.7%となった。それで記事は、親孝行のランキングでは中国が1位で日本は最下位なのだとした。

また、「中国人は親孝行だから福祉が発展しない」「日本は国が高齢者を養ってくれるから子どもは心配しなくていい。中国は国が何もしてくれないから子どもが面倒を見るしかない」との意見もあり、必ずしも孝行心から世話をするというわけでもないようである。

それぞれの国の文化、特色がでていました。私は国の文化、特色関係なしに親と子の関係が大切だと考えます。

親孝行は決して使命感からやるものではなく、親への感謝の気持ちが根っこにあるべきだと考えます。子供は子育てをした訳では無いので実際の大変さは分からないものです。高校生は中学生、小学生の時に親にいろいろやってもらえた名残があります。親孝行を大事にする子を育てるには早いうちに子供に親の手伝いをさせ親の大変さを教えるべきだと考えます。親は子に尊敬され感謝される親を目指し、子は親に感謝できる気持ち、経験を積ませるべきだと間の年齢になって考えます。

本田

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第200回 マキャベリーの君主論より

2017年09月19日

「すべての国の重要な土台となるのは、よい法律としっかりした武力である。しっかりした軍隊を持たないところ、よし法律が生まれようがなく、しっかりした軍隊があってはじめて、よい法律がありうる」

 「君主は、戦いと軍事上の制度や訓練のこと以外に、いかなる目的も、いかなる関心事も持ってはいけないし、またほかの職務に励んでもいけない。」と言っている。

金曜日に触れた「富国強兵」は16世紀1500年代からすでに唱えられていたのである。これを会社として置き換えれば「社長はライバルに勝つことのみが仕事である。その為に躾と教育と訓練をしっかり取り組まなければならない」と言えるであろう。 最も良い教育となるものは、やりお客様からの「苦情」であろう。我々はお客様からお金をいただいて生活をしている。その中でお客様の指摘されるごもっともと思わされる部分は全社一丸となって取り組まなければならない。とくに納期が遅いとか質が悪いと言った内容は死活問題にかかわる。徹底して教育・訓練の対象である。出来ませんではご飯食べれませんと同じ意味になってしまう。

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第199回 国は富国強兵となり会社は富社強兵となる

2017年09月19日

我々学生時代に日本国は明治維新後新しい国づくりを「富国強兵」としたと習った。この「富国強兵」は今ではどの国も目指している方針である。特に北朝鮮・韓国・中国・ロシア・アメリカなどはこの物ズバリで、アメリカはトランプさんの出現により「アメリカファースト」という方向に動き出している。「富国強兵」とは国を富ませるには兵隊を強くせねばならないということである。つまり国力とは武力が強いことにつながってくる。

これを会社に当てはめると「富社強兵」となり、強い会社を作るためには強い社員=能力の高い社員作りに励めということになる。

とどのつまり強い会社づくりは良い商品と良い人材という結論となる。

社会の成り立ちはあくまでも買う側にある。売る側がお客さんに「この商品はとても良い物だからぜひ買ってください」と言っても、ライバルの方がさらに良い商品であるならばお客様はライバルに行く。ライバルに行かれてしまえばいずれ貧することになり、とどのつまり鈍することになる。

だからどの企業もしのぎを削って良い商品づくりに励み、つぎにその商品を販売する又は生産する社員の教育に励むのである。

教育の基本は「しつけ」にあり。だから基本的社会のルールを徹底的に頭にたたみこませるのである。

会社は一人で運営しているわけでは無い。仲間とともに運営しているのである。特に第42期からは「2人3脚」を基本とすると言ったと思う。

1人が遅れれば2人に迷惑がかかる。迷惑をかけないために、遅れないようにするしかない。間に合っていないならば間に合わせることを自分で段取りすべきである。それが社会人の最低限の役割である。

自分の時間のコントロールもできなくて社会人という顔をしてほしくない。そこにライバルは必ず付きこんでくる。隙あらば狙う。人間の体は弱いところから病になる。会社も弱い人材のいる箇所からだめになって行き、いずれ全員がやられる。だから40歳台の社員の役割は「冨社強兵」つまり「仲間に嫌われること」となるのである。

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第198回 情報を仕入れる目的は何

2017年09月19日

ニュースなどを携帯で見る人も多いて思うが、何のためにその時間を使うかがポイントである。ただ見るだけならまったく意味がない。「知識として必要です」と反論する人もいるかもしれないが、知識は活用してこそ意味がある。英語の勉強しても活用しなければそのうち忘れてしまって無駄になる。仕入れた知識はまず自分で試すべきである。「おいしい〇〇というラーメン屋が豊明で流行っている」と載っていたら、実際に行って食べてみるのである。それでうまければみんなに言えばよい。まずければ黙って違う知識を仕入れた方が良い。何のために知識を仕入れるのかよく考えなければ時間の無駄になる。時間はお金ですからね!

会話とはつまり「〇〇という話題が携帯にありました。だから〇〇と考えます」ではなく、「〇〇が携帯に載っていたので実際に体験してみたら、〇〇と感じました」である。現実論を言うべきである。

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第197回 ビジネスで成果を上げる人は

2017年09月19日

ビジネスや人生など、競争がつきまとう環境において成果があげられる人は、どのような資質を備えているのでしょう。それは「知性とやるき」と言われています。ここに大切なことは「競争に勝つ」ということです。

知性→頭が悪ければライバルに勝てない。 やる気→やる気がなければ、競争の途中で挫折してしまう

このやる気は「豊かな感情と「ゆるぎない志」に分けられる。

これらは哲学者カントの「知」知性 「情」感情 「意」意志 という

人の精神生活を支える3つの要素となるわけである。

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第196回 柳田国男について

2017年09月18日

日本の民俗学者に柳田国男という人物がいます。

柳田国男は、1875年現在の兵庫県に生まれました。「日本人とは何か」という答えを求め、日本列島各地や当時の日本領の外地を調査旅行し、日本民俗学を開拓した人物です。「遠野物語」という本の名前を一度は耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

しかし、柳田国男は初めから民俗学の研究をしていたわけではありません。1900年東京帝国大学法科大学政治科を卒業すると、農商務省農務局農政課に勤務。以後、全国の農村や山を歩くようになります。そして、1909年に東北を旅行した際、初めて遠野を訪れ、「遠野物語」を執筆しました。民俗学に興味を持った柳田国男は、その後官僚の職を辞任し、日本民俗学を確立していきます。こうして民俗学の先駆者となった柳田国男ですが、当時はその考え方に批判の声もありました。しかし、彼が今の日本の民俗学を確立したのは間違いありません。

「遠野物語」というタイトルは聞いたことはあるという方は多いと思いますが、それがどんな内容なのか読んだことがある人は少ないと思います。「遠野物語」は、柳田國男1910年に発表した岩手県遠野地方に伝わる逸話、伝承などを記した説話集です。 遠野地方の土淵村出身の民話蒐集家であり小説家でもあった佐々木喜善より語られた、遠野地方に伝わる伝承を柳田国男が筆記、編纂する形で出版されました。内容は天狗河童座敷童子など妖怪にまつわるものから山人マヨヒガ神隠し臨死体験、あるいは祀られるとそれを奉る行事や風習に関するものなど多岐に渡ります。つまり、それぞれの地域に伝わる怪談や伝承、風習などをまとめた本になります。また、「遠野物語」の他に各地のカタツムリの呼び名の方言分布を比較検討することにより、言葉が近畿から地方へ伝播していったことを明らかにした「蝸牛考」という本も執筆しています。この中で提唱された理論が方言周圏論で、言葉は文化的中心地を中心として、まるで何重もの円を描くように周辺へと伝播し、中心地から遠く離れた地方ほど古い言葉が残っていることを示しています。これをきっかけに現地での調査が活発になり、現在ではこの方言周圏論は懐疑的なものとなっています。

柳田国男の死後、民俗学は地道なフィールドワークを重ねて現在まで広がってきました。これからの民俗学はもっと複雑化してくると思います。それは現代の社会が今後より複雑化していくからです。民俗学は歴史学と密接な関係にあります。今まではある特定の地域の文化を調査することが主流でしたが、現代の民俗学を研究するには、より広範囲でフィールドワークをしていく必要があります。そうしなければ、私たちの時代の民俗学は伝承していかないからです。民俗学は過去を掘り下げるだけではありません。現代の生活を研究することも民俗学の役割なのです。

岡田

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第195回 教育には「見切り発車」がつきものである⑥

2017年09月11日

この「家族動機」を達成するには最も必要なものはお父さんの気力である。そしてその心意気に協力しようとするお母さんの行動力も必要になる。どこでもそうだが大体私立中学に行かせるのは小学校から2.3人という数である。ほとんどの人はやらない。だからこの両親は普通の人たちではないのである。そして塾にやってくる子供たちは普通の環境で育っていない連中ばかり集まってくるのでそこでまたおのずと環境の変化が表れてくる。ここで考えなくてはならないのはその子供を将来頭脳で飯食わせるか体で飯食わせるかということである。頭脳とは公務員や大企業への就職。これには草食系を目指すべきであろう。

肉体で飯食わせるとはもう独立起業家になるしかない。これには「資本は体」であるから塾(学校がなくても塾はある)の休みの日にはできるだけ外に連れて遊ばせねばならない。その時間はライバルは勉強しているが、あえて連れ出す。仕方ない目先よりも将来である。

海へ山へ川へキャンプへ 自然に連れ出す。またカラオケ・パターゴルフ・ボーリング・ビリヤードなどの庶民の楽しむことも体験させる。外食・旅行・祭り・神社仏閣巡りも大切である。ありとあらゆることを子供のうちに体験させておく。どちらにしても大学生になればもう社会人の仲間入りになる。その時に解らないものはないようにしておくのである。

これが人を育てていくという過程である。これで答えが正しく出たならば、社会人として「後輩を育てる」という最も大切な責任も請け負えるであろう。それでこそスタッフである。そこまでくれば後輩は先輩の良いも悪いも関係なしに覚える。

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第194回 遊びこそが本当の勉強

2017年09月10日

「遊ぶ」って一体なんでしょうか。 実は、子供達にとって遊びとは、この世界を知るための大切な実験なんです。

積み木で遊んだら、木を積めるということから、重力や木の質感、積み方による工夫、積み木を積んだ時の形などなど、この世界の色んな側面を学ぶことができます。 そして、この積み木の経験を基盤として、社会に出てから、物づくりをおこなえるようになったりします。

また、ゲームをすれば、指先でコントロールして主人公を動かしますから、脳内と指先の連携が非常に強まりますし、ゲーム中に文字や絵が出るので、文字や絵の認識能力が高まります。 ゲームをすると、コンピューターに慣れ親しむことができます。 今の時代、インターネットやパソコン、スマホの時代ですから、ゲームをすること = 仕事の基礎勉強  となるのです。 実際のところ、ゲームをしていた子供達は、大人になって仕事をする時、パソコンやインターネットに難なく慣れていくことができます。

他には、ボール遊びであれば、サッカーや野球をすることにより、ボールを蹴ったり打ったりする時のタイミングや間合い、感覚の練磨になりますし、グループで行動するため、仲間と行動するということを学べます。 社会に出てグループ活動がうまくできる人たちは、やはり、子供時代にみんなでワイワイ遊んでいた人たちです。

 

他にもいろいろありますが、遊び=勉強なのです。 社会的にも、成功者のインタビューを聞くと、子供時代に自由に遊びまくった人が多いようです。 このように、遊び=勉強という図式がなりたつことを認識し、子供達には、どんどん遊んでもらうようにしましょう。 以上のことから、「遊んでばっかりしていないで勉強しなさい!」という言葉が、いかに矛盾した言葉であるかが分かります。 そうではなくて、本当は、「勉強ばっかりしていないで遊びなさい!」と注意した方が良いくらいです。 もちろん、学校の勉強も大切ですが、遊びも勉強なのです。 子供の発達を促すには、勉強も大切ですが、どんどん遊ばせてあげてください。

寺澤

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