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第583回 スイカの日

2026年07月26日

スイカの生産者グループが消費の拡大を狙って制定したのが7月27日の「スイカの日」。スイカのおいしさも出荷量もピークを迎えるのは7月下旬。そのなかで、なぜ7月27日が選ばれたかと言うと、スイカを表面の縞模様を綱(つな)に見立てて「夏の綱」と表現し、これに「な=7」つの「つ=2」「な=7」という語呂合わせをしたのだそうです。
「スイカ」は、漢字で「西瓜」と書きます。10世紀ごろにウルグアイから中国に伝わり、日本には室町時代以降に中国から伝来したようです。「西瓜」という当て字は、中国が日本の西側だからではなく、中国の西側から伝わったためだといわれています。ちなみに「南瓜」は「カボチャ」ですね。これも、中国の南に位置するカンボジアなどで生産されていたからとか。
おいしいスイカの見分け方
3つのポイントをおさえれば、甘くてジューシーなおいしいスイカが見分けられるようです。
1)縞模様がくっきり鮮明:緑地が濃く、黒い縞模様がはっきりしているものは健康に育った証拠。甘みが強い印でもあります。
2)ツルの周囲が盛り上がっている:完熟するとツルの付け根の周囲が盛り上がります。ツルの付根よりその周りが盛り上がっているものを選びましょう。
3)おへそが大きいのは食べごろ:ツルと反対側におへそのようなものがありますが、これが大きいものが食べごろとか。まだ小さいものは日持ちがするということですね。
スイカの名産地は?
出荷量でランキングすると、1位は熊本県。スイカは夏の果物…と思ったら、熊本県では3月から6月にかけておいしい「春スイカ」が主流なのだとか。日照時間が長く、盆地であることから昼夜の寒暖差が大きく、水はけがいい火山灰土壌で水がきれいと、スイカの栽培に適した土地なのです。
2位は千葉県、3位は山形県、4位は新潟県、5位は鳥取県。いずれも昼夜の寒暖差が大きい、水はけのいい土壌であるなどの環境が、スイカ栽培に適している土地なのです。千葉県は特にビニールハウス栽培の技術も高いのだとか。
スイカはなぜ赤い?
これはもうおわかりですね。そうです、赤い果肉はトマト同様、リコピンが豊富な証。金時ニンジンや柿、ピンクグレープフルーツも、リコピン作用で赤いのです。ちなみにイチゴやリンゴ、サクランボの赤い色は、リコピンではなくポリフェノールです。
良く冷えた甘いスイカは暑さを軽減してくれるだけでなく、お肌や健康にも効果あり! 最近はひと口サイズで食べやすいカットスイカが、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで買えますね。少量の塩をかけて食べれば塩分補給にも。おいしく食べて、酷暑を乗り切りましょう。
外山

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