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第363回為せば成る為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり

2020年08月02日

日本史史上最高の名君との呼び声高い、江戸時代の米沢藩第9代藩主・上杉鷹山が残した名言です。当時の米沢藩は借金まみれで財政が緊迫しており、追い打ちをかけるような大凶作で、このままでは領地を幕府へと返上するしかありませんでした。そんな米沢藩を救ったのが上杉鷹山でした。

彼はまず無駄な出費を減らすために、出費の大部分を占めていた江戸の藩邸での豪遊をなくし、ひたすら倹約生活に努めました。それまで豪華な生活をしていた保守派の家臣は案の定、断固反対しますが鷹山は改革を断行。その後も多くの妨害に遭いながらも殖産興業を成功させて農村復興に尽力した結果、鷹山が死去する頃には年貢徴収率が100%を達成するという偉業を成し遂げたのだそうです。

そんな彼が放ったのがこの言葉。今風に訳すと「やろうと思えばなんでもできる。できないのは途中でやめるからだ。決して諦めるな」といった感じでしょう。

加藤

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