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第557回 夏至

2025年06月22日

日の出から日の入りまでの時間がもっとも長い日が夏至です。いつが夏至かは天文学的に決まり、2025年の夏至(げし)は、6月21日(土)です。
この日を境に、だんだんと日が短くなっていきます。ちなみに、夏至という日本での名前は、二十四節気(にじゅうしせっき)という中国の古い暦から来ています。
「昼の時間が長い」というのは北半球での話で、南半球では同じ日が、もっとも昼の時間が短い日になります。
同じ日本でも、緯度によって微妙に変わります。例えば東京(緯度35度)だと、夏至の日の昼は14時間34分。札幌(緯度43度)では15時間23分。北へ行くほど長くなります。
北極圏(緯度66.6度以北)では24時間、太陽が沈みません。いわゆる白夜ですね。
夏至の時期に入ると、天気だけでなく暮らしの中でもジメジメとした湿気に悩まされる場面が増えてきます。特に室内干しの洗濯物、カビ、食品の傷みなどは、多くの家庭での共通の悩みです。この時期は、「湿度」や「不快指数」、「洗濯指数」などをチェックして、日々の生活に活かすのが良いでしょう。また、湿気によって食中毒も発生しやすくなるため、台所でのこまめな消毒や保存の工夫も必要です。
夏至は、強い日差しや夏本番のイメージがありますが、実際の空模様はそれとは裏腹に、梅雨空でひんやりしたり、一気に暑くなったり、ムシムシ、ジメジメしたりと、気温や湿度の変化に振り回されやすい時期です。だからこそ、天気予報をこまめにチェックして、服装や体調管理に気を配ることが大切です。エアコンの使い方、洗濯のタイミング、食材の保存方法など、毎日のちょっとした工夫で、梅雨時を快適に乗り切りたいものですね。
外山

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