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第378回 ストレスなしで断る方法

2020年11月15日

人間関係において何か頼まれごとをされることがあると思います。あなたは誰かに嫌なことを頼まれたときはどんな対応をしますか?

嫌なことを頼まれたときの人間が行う反応は4パターンあります。

  • 非主張的反応:何も主張せずOKする
  • 主張的反応:ソフトな言葉で断る
  • 間接的攻撃反応:言葉では言わないがネガティブな態度をとる
  • 直接的攻撃反応:ネガティブな言葉を言う

この中で最も良くないのはどれだと思いますか。直接的攻撃反応が一番悪いと思うかもしれませんが、実は非主張的反応が最も悪い対応です。これは一見無難な反応ですが長期的に見ると我慢したストレスがいつ爆発するかわかりませんし、相手も頑張ってやったとしてもあまり感謝せず何度も同じことを言う可能性があるからです。そして次に悪いのが間接的攻撃反応です。直接的攻撃反応の場合は怒りの言葉を出すのできちんとコミュニケーションが成立するので、相手もハッキリと感情に気づけて反論することができます。しかし、間接的攻撃反応は態度だけでしか表現しないので言い返すこともできずコミュニケーションが成立しづらいためお互いに強いストレスを抱え長期的に関係はものすごく悪化するからです。

もしあなたが上手く断りたいなら「あかり」と覚えてください。これは謝り・代わり・理由のことを指します。人間は謝りの言葉を聞くと気持ちが安らぐので断られても気分を害しづらくなり、代案を示すことで全否定をしていないことを示し、相手に軽んじているわけではないことを示すことです。この3つをすべて伝えられるのがベストですが、どれか1つ2つでも言うだけで相手も断られたときの感情が大きく変わると思うので、もし相手の頼みを断る際には参考にしてみてください。

福田

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