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第448回 体を健康にする作業デスク

2022年03月20日

腰痛や首の痛み、肩こりなどは痛みがあるので安静にするのが良いと思うかもしれませんが、無理のない範囲で少しずつ痛みが改善する方向に体操をすると治りが早くなります。

さらにこれらの原因の大半は背骨の歪みによる神経圧迫なので、寝違えて首が痛いと言うときにも体操で治りが早くなることもあります。

くわえて痛みだけならまだ良いですが、神経圧迫が進むと手足のしびれ・痛み・違和感などが現れ、その結果に腱鞘炎など別の病気と間違われることもあります。

腰痛等の根本的原因は背骨による神経圧迫であるので体操だけでなく普段から神経圧迫を予防する必要があります。

具体的には、くしゃみをするときは腰を強く揺するので壁や机に手をつくなど体を固定する。何かを持ち上げるときには姿勢をまっすぐにすることも重要です。また椅子に座るときも猫背になりすぎたり、逆に引きすぎたりするとどちらも痛みに繋がるのでちょうど良いバランスで座ることが大切です。

椅子に座る行為は、実は人間の歴史においてそんなに長くはありません。椅子が発明されたのは紀元前4000年頃の古代エジプトだとされています。当時は座ることは権力の象徴で追うなど一部の人間しか椅子に座れませんでした。以降は少しずつ一般市民も座るようになってきましたが、人類の祖先が700万年ほど前なのでつい最近の出来事と言うことも出来ます。

特に日本人は市民が椅子に座るようになったのは明治の西洋文化が入ってきた時なので200年くらいしかありません。

椅子に座るのは比較的新しい行為なので人間は正しく座ることが苦手で、変な姿勢で座り腰痛などに繋がっているとも言えます。

椅子に座るときには座りやすい椅子を選んだり、こまめに立ったり姿勢を変えることが重要になります。メッシュで出来た椅子は体重がふわっと分散するので負担が掛かりづらいとされています。または体を動かせるという点でバランスボールなどもオススメです。

スタンディングデスクもオススメです。電動のスタンディングデスクなら立って仕事が出来るので腰痛を防ぐこともでき、足が疲れてきたら電動デスクを低くしバランスボールに座り、また立って仕事をすることが出来ます。立って仕事をするのは思考力を高める意味でも重要です。ある心理学実験で「座ったまま」「立ったまま」の2パターンで会議をさせたら、「立ったまま」の方が積極的なアイディアが出やすく会議も短時間で終わったとの報告もあります。

今の時代リモートでの仕事も増えていると思います。一人でいるとダラけやすくなります。よって立って仕事するのは思考力や集中力を高めるのに良いかもしれません。

福田

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