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第24回 2016年新入社員募集活動始まります その2

2015年07月31日

ブログの良いところは自分が過去書いたことを読み返して、自分を改めて学ぶことができるということと、皆さんに情報が提供できて藤榮という会社を理解してもらうことができるということであります。
読んでくださった方々が「うんその通りだ」「へーそんなものなのか」「この人は何を言っているのかなあ」「こんな考え方の会社なら商品は買うのをやめよう」と、いろいろ評価してくださっていると思いますが、それはそれで我々も面白いことであります。
前回の続きとなる「新入社員募集活動」についてでありますが、昨年は工場の女性が窓口となり会社訪問に来た学生さん達に藤榮の会社の案内と考え方をご紹介しました。
今年は27歳という若い男性に担当してもらいます。というのは案内係ができるだけ学生さん達に近いと親近感があり良いだろうということと、この若さでこのレベルの会話をしてくれるのなら藤榮に入社してみようと考える学生さんもいるだろうと思っての抜てきであります。
会社は人の集まりです。この人の中でも新卒で入ってきてそれなりに成長していく社員、この方たちは「子飼い」と呼ばれ、会社の社長から大変厳しくしつけられ、また期待され、そしてそれなりの役割を担うようになっていく。
もう一方は中途採用組でこの人たちは「外様組」と呼ばれ社員なのだがどうしても子飼いの方々からすると別扱いされる。これはどこの会社でも同じであろう。私が以前勤めていた会社は極端に差別されていた。それぐらい子飼いは社長の信任が厚くまたこき使われた。
この子飼いの方々の役割はもちろん社長の考えを形に表してあげることが大事な役割なのであるが、その考え方というものは「企業文化」であるということをあらかじめ理解していなければならない。
言い方はえげつないが経営理念が「念仏」に近いものとしたら、企業文化とは「しきたり=社長の姿そのもの」といった方が良いであろう。だからこの企業文化というものは国民性というか県民性というかそういうものに近い。
こういう場合社長ならこういう判断するだろう!もしこれをすると社長はどう言ってくるだろうか?部下に相談を受けたが社長ならどうやって答えるだろうか?こういった類なものがすべて企業文化と言える。
新卒の方は「作業を覚えて早く会社の役に立つような人材になりたい」と考えて入社してくると思うが、藤榮としては「まずは企業文化を見につけてほしい」とお願いしたい。
だから会社訪問される方々は会社のしきたりや社員の年齢層、そして彼ら彼女らの顔付をじっくり観察してもらい、自分が入社してもみんなとともにやっていけそうかを考えてほしい。
「なかなか仕事は面白そうだ、しかし社員層は気に合わないぞ」「ブログや会社案内の書いてあるのは大げさで、実際見学してみたら興ざめした」「この間訪問した会社の方が給料もよいし、会社も明るいし、仕事も覚えやすい」「自分の存在価値を認めてもらえるような会社ではない。もっとレベルの高い会社に行こう」などなどと判断していただき、それでもどうしても藤榮に入りたいと思う方がいてくださったら、最低5年は我慢して勤めてもらいたい。
やめるのはかまわないが、やめたらまた社会人1年生になってしまうこと、詰まりすごろくで言えばスタートに戻ったことになる。また新しい会社では「外様」である。さらに世の中リタイヤ組が重宝がられることはまれである。そしてなによりも社会=会社の仕組みが理解できるには5年はかかるということを声を大にしてお伝えしたい。
これらの「企業文化を覚えること」「最低5年我慢することができること」「ブログや会社案内の通りの会社であると理解できる」「先輩がのびのび生き生きと働いている」などと考えることができる人のみぜひ入社してもらいたいと藤榮社員一同考えています。

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