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第64回 2015年終わりを迎えて振り返ること

2015年12月29日

2014年新入社員3人 2015年も3人 2016年は2人。

この若いメンバーを向かい入れるために新普通免許で乗れるトラックに1200万かけて入れ替えた。大企業並みの環境を整えようということで福利厚生施設を購入し、それを利用できる旅行補助費の制度も整え、有給の積極活用を推進し、確定拠出年金や退職金制度も取り入れ、さらに生産作業がはかどるようにと新機械自動タッカー打ち機を購入。また業務も来春の新入社員のために2Fと1Fに分かれて作業できるように取り組み、はたまたソフト面ではHPの改良、カタログの新規化、チャットやクラウドの取り入れ、そして階段と入口周りのペンキ塗りなどなどここ最近非常に前向きに会社の変化に取り組んできた。

我ながら良くやっていると思っていた。 しかし所詮自己満足だった。

昨年末山本君が「社長の取組みと社員の捉え方が空回りしているようです」と言っていた。しまった。やり方が、考え方がまずかったのだ。

そこで考えた。「この環境を変えるために自己満足で推進してきた福利厚生行事を廃止し、長年形にとらわれてきた`形だけの会社運営`から脱出してみよう」と。

これは己の愚かさ加減を戒めるためでもあった。「今の中途半端な環境などいらない」と2015年末にそう反省した。

2016年からは新たな1歩を踏み出すため、まず1人ずつ自分の考え・行動を、1歩ずつ伝承する必要がある。

2016年 第40期の目標である「若返りを図る」を行うため、自分の取り組んでいること、又明日に向かって考えることを、次世代リーダーに引き継ぐ「仕組みづくり」を行おう。

ここに新たなる社長の考えを宣言いたします。

1.「人を責める前に仕組みのまずさを反省しろ」

2.「形ばかりにとらわれず中身のある会社にしろ」

3.「めんどくさがらず地道に理屈を説明しろ」

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第63回 忘年会を通して

2015年12月20日

今回の忘年会は京都に行かせていただきました。

今回の忘年会では、来年新入社員として入社する2名も参加するため、2班に分かれて行動する事になりました。

私は新入社員の方を接待する方のドライバーとして南禅寺、下鴨神社、鞍馬寺の観光をさせていただきました。

京都と言われると観光で行こうとなると清水寺や金閣寺、銀閣寺などをイメージすると思います。私自身も京都 に

観光に行った際は、清水寺などは行きましたが、今回行った南禅寺などは始めてでした。特に南禅寺について は、

早朝勉強会で最初に扱った副島隆彦さん著「隠された歴史」でも書かれていた臨済宗南禅寺派大本山の寺院 で、

京都五山と鎌倉五山の上に置かれ別格扱いの寺院とされ、日本全ての禅寺の中で最も高い格式を持っている 寺

院だそうです。

ブログ用

そもそも、禅とは天台宗や浄土宗などの「民衆の救済」を説いた他力本願とは違い「自己救済」や「他社を救う ことは

出来ない」と考えているため、他宗派のようなインド伝来の宗派のように仏典がないそうです。そのため、 他の宗派が

やるような葬式仏教で金儲けが出来ないので、信者を集める口実がないので「般若心境」や「観音経」 を借りて自分た

ちも唱えているそうです。

次に臨済宗については、当時の臨済宗は民衆が嫌いだったので他の宗派のような事をしたくなかったため、中国と の

貿易での文書作成(朱子学)を行っていたそうです。つまり、仏典よりも朱子学(儒教)を信じていたことになります。 これ

は、今では義務教育として学校に行き、勉強をするので文字の読み書きなどが出来ると思います。しかし、当 時は織田

信長や豊臣秀吉や徳川家康などの歴史的に有名な大名でも下手くそな平仮名しか書けなかったため、しっ かりとした

漢文の貿易文書を書ければ将軍や大名が優遇したため朱子学を学んだそうです。また、当時の人々は、 階級によって

信仰していた宗派に違いがあります。貧しい人々は、常に飢饉や災害などの不安があるため、神に助 けを求めるので

浄土宗や天台法華経のように祈れば救われると考えていた宗派を信仰したそうです。逆にくらいの 高い地位にいた朝

廷貴族や幕府などは、貿易の利益がなければ国の経営が出来なかったため、臨済宗を大切にして いたそうです。もし

自分が対等な立場として相手と取引をする際に交わす文章をしっかりと書ける人と書けない人 とのどちらかと取引をす

るとしたら、しっかりとした文章を書ける人の方が信頼出来ると思います。そのため、 しっかりとした文章を書ければとて

も重要な存在になれたので、臨済宗は朱子学を仏典よりも大切にしたんだと思 います。 今回の観光で、ただ本を読ん

で知っていた知識だった物を実際に見ることが出来たのはとてもいい経験になったと 思います。今回の旅行を企画し

てくださった方々には感謝します。ありがとうございました。

福田

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第62回 断捨離

2015年12月13日

今年もあと二週間となりました。みなさまにとってどのような一年であったでしょうか。今年中にやっておかなければならないことをリストアップして、すっきりと新しい年を迎えたいものです。年末ということで不要なものを処分したり、大掃除されたりしている家庭が多いと思いますが、以前流行語にもなった「断捨離」について書きます。
断捨離とは入ってくる要らない物を断ち、家にずっとある要らない物を捨て、物への執着から離れるという考え方、生き方のことです。日本人特有のもったいないという意識が「まだ使える」「いつか使うかもしれない」という意識につながり、捨てるという行為に嫌悪感を抱き、使ってないものでも捨てられなくなります。しかしそれが今の自分にとって必要なものなのか、未来のなりたい自分にとってふさわしいものなのかを見つめ直すことで、本当に必要なものが残ります。断捨離を続けていくと自分の周りに好きなものや好きなことが増えていくので、自分のことを好きになり前向きになり人間関係もよくなります。

断捨離を仕事に応用すると、机も頭の中もスッキリとして何を優先させるべきかが明確になり、より深い思考ができるようになります。作業効率が上がり、生産性がアップします。集中力も格段にアップするそうです。今の状況を変えたい方、仕事がうまく進まない方、来年は今年よりもさらに一段二段レベルアップしたい方は気付いたところから断捨離をしてみてはいかがでしょうか。
櫃田

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第61回 「海陽学園」をご存知ですか?

2015年12月06日

前回の55回で学校の作るいい子とは、支配者にとって都合の良い人間と書きました。

今回は支配される側ではなく“支配する側”について書いていきます。

ではタイトルに戻りまして、海陽学園とは、全寮制の私立男子中高一貫校として2004年に設立された、イギリスのイートン校を模範とした真のエリートを養成するための上流教育の学校です。この背景には、ゆとり教育による学力低下が富裕層にも影響し、海外との学力差が目に見えて出てきた富裕層の焦りと公立教育への呆れがあります。そのため日本の将来に危機感をつのられているそのスポンサーにはトヨタ、JR東海、中部電力のなどの大企業などが占めており、まさに日本の支配者の支配者による支配者の後継者のための学校です。

この海陽学園で注目するところは授業料の高さです。一般の中高一貫校の年間授業料は100~150万に対し、海陽学園では年間300万以上。単純計算で中高6年間で1,800万以上。その金額に見合うだけの設備や、本場イギリスのイースト校から直接講師を招くなど教育環境は豪華絢爛です。その高額な授業料ゆえに、経済的な問題で中流家庭の親は諦めざるを得ない状況が簡単に見て取れます。事実、海陽学園に入学した生徒の親たちは、7割以上が年収1,000万円を超える高所得者層で占められています。

高額な授業料の有名私立校は海陽学園だけではありません。福岡には 「福岡リンデンホール小学校」という有名私立学校があります。ここは幼稚園・小学校・中学校・高校・短大・大学など計56校を全国的に展開している都築総合学園グループが経営している学校です。この福岡リンデンホール小学校は、授業(国語以外)も生活も寮もすべて英語の生活をさせられるために24時間英語漬けの学校生活を送り、国際的に通用する人間を作り上げている学校です。また静岡県にある 「加藤学園」 も福岡リンデンホール小学校ほどではないが、幼稚園から高校まですべて英語授業が行われていて、将来海外大学への留学までを視野に入れたエリート教育をしています。

日本の大学の国際的な地位が下がっている今、多くのエリートは海外の大学に行きます。たとえば日本TOPの東大のランクは、世界TOP100に入ってません。上位はもちろんアメリカのハーバードやイギリスのケンブリッジなどが独占しています。ゆとり教育によって日本は公立教育が崩壊しただけでなく、国際的にも教育後進国になってしまったのです。だからこそ、この事態をなんとかしようと一部の私立校では金に糸目をつけない設備投資を行い、国際的な教育を促進しているのです。事実こういった有名私立を卒業した生徒は日本の大学へはいかず、アメリカの有名大学へ留学し、国際レベルの学力を得ています。日本の教育が完全にダメになったために、金持ちは海外大学で国際レベルの学力を得て、貧乏人は崩壊した公立教育を受ける。まさに、お金のある順に日本を脱出しているのです。こういった図式ができているために教育の格差は広がり続けているのです。

日本を牛耳る支配者層の多くは有名な海外大学の留学経験がある。そして海陽学園をはじめとするエリートを養成するに莫大なお金が必要となる。親がエリートでなければ、子にエリート教育ができない。やはり親あっての子である。医者の子は医者、政治家の子は政治家になるように、サラリーマンの子はサラリーマンである。

山本

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