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第331回 師走

2019年12月01日

12月に入り、今年もあとわずかとなりました。

今年はどんな年だったでしょうか。

来年はどんな年にしたいですか?

今月は今年一年を振り返り、来年の目標を立てたいものです。

12月は師走と言われるように忙しくなります。

この師走というのはどのような意味があるのでしょうか。

師走は「しわす」または「しはす」と読みます。

もともと師走は旧暦の12月のことを指していましたが、現在の新暦でも12月のことを表す言葉として使われています。

由来についてはいろんな説があるそうです。

説① 師(僧侶)が走る。

僧侶とはお坊さんのことで、日本には昔から年末はお坊さんが各家庭に呼ばれてお経を唱えるという習慣がありました。

そのため、年末が近づくとあちこちからお経を頼まれるお坊さんは、東西を行ったり来たりと大忙しになります。

その様子を見て、師が馳せる月と解釈する「師馳す」が語源になっている説です。

説② 年果つ説

12月は一年が終わる月ということから、四季が終わる月ということから、四季が終わる・年が終わるという意味で、年が果てる→年果つ(としかつ)が変化し、としかつ→としはす→しはす→しわす、となったと言われる説です。

説③ 当て字説

日本書紀や万葉集などの書物には、十二月(十有二月)をしわすと呼んでいたとされる記述が残っています。

これがやがて、師走に充てられたという説です。

 

師走はクリスマスや年末年始の準備や大掃除で忙しい人も多いですし、気持ちもあわただしくなります。

寒さも厳しくなるので体調を崩しやすくなりますが、冬の寒さに負けないよう体調管理をしっかりとして、良い一年のスタートを切りましょう。

櫃田

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