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第330回 譲り合い、互譲の精神

2019年11月24日

 

  1. 日本人の美徳「譲り合い、互譲の精神」

「強きを挫いて、弱きを助ける」

昔は良くこのように諭されたものです。

子供、

お年寄り、

女性、

弱い立場の人・・・・・

片や、

理不尽な権力者、

弱い者いじめをする奴、

他人に迷惑を掛ける者・・・・・

「長いものには巻かれろ」などと言うように強いもの、権力にはなかなか逆らいにくいものです。

ですが、命を脅かすもの、人権や尊厳を蔑ろにするものには力を合わせてでも抵抗、戦わないといけませんよね。

昔から、日本人の美徳を語られますが、その一つが「譲り合い、互譲の精神」と言われます。

それは世界中どこでも同じじゃないかと言われそうですが、日常ではそうなんです。

極端な恐怖政治や抑圧された状態もそうですが、自分の命や尊厳が正常に保たれている世の中、公平さや民主が保たれている社会では本来の国民性は表面化しませんが、一旦緩急あった時に表面化してくるものです。

震災で、日本人の際立った行動が注目を集めていること。

それが「譲り合い、互譲の精神」ですよね。

端的に言えば「この落ち着きは何処から来るのか」でしょうか。

同じ日本国民として見ていても不思議な感じですよね。

多分、DNA的に備わっているのでしょうね

また、内面的にも強いのでしょうか。

昔から、災害と戦ってきた国という見方もあるのでしょうが、宗教的なこと、道徳面でも裏打ちされたものがあるものと思われます。

「自分の主張をはっきり言わない」

「何を考えているかわからない」なども「譲り合い、互譲の精神」の表れかもしれませんし、

片や、「纏まる、集団になると力を発揮する」等は悪い意味で使われますがこれもそうかもしれませんね。

ですが、例えそうであっても誰がどう言おうと大事にしたいものです。

「譲り合い、互譲の精神」

相手の立場を尊重することにも繋がるのですから。

救援物資の不足にも関わらず、慌てず騒がず、落ち着き払った日本人。

背負いきれない過度の悲しみや苦しみに遭遇しても、自らの利益のみを尊重せず「譲り合い、互譲の精神」。

やせ我慢でなく、心の底から意識することなく滲み出る「譲り合い、互譲の精神」

いつまでも大切にしたいものですね。

本田

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